クリニック経営についての過去記事のまとめです。経営戦略はクリニックがあればその数だけありますが、私のクリニック経営に関する意見を記事にしていますので、皆様の参考になればと思います。
ランチェスター戦略
クリニック経営は漫然とすべきではありませんし、開業前に行なっていた診療スタイルを続けるだけでは失敗してしまう場合があります。周囲といかに差別するか、ということが非常に重要と考えます。一度、自院の戦略について考察をしてみましょう。
クリニック損益分岐点の計算について
収入と支出のバランスの上に経営が成り立っています。損益分岐点を予め計算することにより、目指すべき患者数や平均単価が決定していきますので、経営を実際に始める前にきちんと計算しておきましょう。
フロー収入とストック収入
損益分岐点の計算をしたら、次にどのようにして収入の柱を組み立てるかを考えます。フローとストックがあるので、どちらを重視するのか、そしてどうやってそれを達成するのかを考えるようにしましょう。
概算経費特例について
年間の社会保険診療報酬が5000万円以下であれば適応できる特例があります。経費比率が非常に高く、税務上有利ですので是非活用していきましょう。例外もありますので、自院の経営状況に応じて方針を決定していきましょう。
広告戦略
自院の診療を、潜在顧客に届かせなければ来院は見込めません。とくに開業時はクリニック自体が知られていないため、広告を重視すべき時期です。きちんと診療内容を知ってもらい、顧客獲得に努めましょう。
クリニックウェブページ管理方法
クリニックウェブページを業者任せにしていませんか。ウェべページは現代クリニック広告においてかなりのウェイトを占めます。管理方法を学び、より多くの顧客に広告していきましょう。
新規個別指導
クリニック経営で最初の関門となります。いつ指導されてもいいように、きちんとした診療、カルテ記入、算定を心がけましょう。忙しくなってきたり、診療が安定してくるとついつい疎かになりがちな部分なので、時々自らの診療について見つめ直しましょう。
クリニック経営に必要なスキルセット
クリニック経営はとにかくマーケティングとビジョンの徹底であると考えています。それ以外にも重要な点がいくつかあります。経営者としては様々な方面に広く浅く精通している必要があります。常に勉強する姿勢が重要です。